家電屋のカメラに手を出した話(2)
一応新しいカメラを手にしたので、夜とはいえ試し打ちしてみたくなったので簡単に。
■ 夜間撮影にEVFはイイゾ
OVFに対する圧倒的なアドバンテージと思います。
ファインダー見たままに撮れる。
OVFでは夜間は往々にして撮影→再生→撮り直ししていましたが、それがなくなりました。割りといいかも。
SEL50F18F 1/100, F4.0, ISO3200
■ 本体内蔵手ぶれ補正はイイゾ
本体に手ぶれ補正が内蔵されているので、どんなレンズでも手ぶれ補正が効きます。手持ちで動画いっぱい撮ることが多かったのでもっと早くこの利便性に気づいておけばよかったなと。
SEL50F18F 1/50, F1.8, ISO6400
■ 軽い望遠レンズはイイゾ
SEL70200G、開放絞りF4は暗いかなという気もしますが、軽いのでトータルでは及第点。OSSモード2で流し撮り。解像感もまずまず。
SEL70200G 1/50, F4, ISO3200
いずれの写真もLightroom現像済み。ハイライト落としてシャドー持ち上げています。
■ メカとしての完成度は「?」
とはいえ、やっぱりこれは新興メーカーのカメラだなという感は拭えません。
これから10年、20年とかけて醸成していくのでしょうね。操作系が直感的でないし、全然スピーディーにできない。。。今のところはやっぱり「家電屋のカメラ」という印象。ミノルタからのノウハウの蓄積とかないのかな?
特にオートフォーカスのエリア選択がスピーディーに操作できないのは個人的には致命的。ファインダー覗いたときに十字キーやメインダイヤルを操作して行いたい操作は、ISO感度や連写モードを変えることではなく、フォーカスのエリア選択なのです。。。
(これカスタマイズできんのかなあ...できないと辛いなあ...)
そういうところはやっぱりキヤノンやニコンのカメラが優れているなあと思う次第。
まあ、使用される想定シーンの問題なんでしょうけどね。
つづく...(かな?