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EVFミラーレス一眼で撮り鉄はできるのか?

撮り鉄といえば、すくなくとも有名撮影地で見かけるカメラの95%以上はレフ機であるように見受けられます。

ノンレフ機、いわゆるミラーレス機で撮り鉄はできるのか?ということにはずっと懐疑的でしたが、結論「結構イケる」と思います。

 

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1/1000 f5.6 ISO1600(α7Ⅱ+SEL70200G)

三脚固定、MFでピント合わせて一丁切りしてみました。MFアシスト機能がついているミラーレス機だとピント合わせは容易です。最近はレフ機にもライブビューと拡大機能があるからこれはどっこいどっこいかな。

 

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1/1000 f5.6 ISO1000(α7Ⅱ+SEL70200G)

α7ⅡのAFは像面位相差AFとコントラストAFを併用したハイブリッド式です。AF速度は確かに速いものの、反面こういう迫ってくる電車を追うと、コントラストAFのせいでしょうか、フォーカスがあっちゃこっちゃぴょこぴょこ飛んでしまうので使い勝手はそんなによくないです。追えないこともないけど、迫ってくる電車にロックオンしてぐいぐいAFが食いつく、みたいな挙動は、たぶん設定を変えても狙えないように思います。

新幹線とかは多分ムリがありそう。

 

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1/2000 f5.6 ISO1600(α7Ⅱ+SEL70200G)

レリーズラグは「電子先幕シャッターON」の時のみ、レフ機に対するアドバンテージがあります。電子先幕シャッター使わないと機構的にレリーズラグ大きいです。逆にONにしてさえいればレフ機よりもレリーズラグ小さいかも。狙ったポイントで一丁切りするときは、レフ機より使いやすいかと。

 

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1/1000 f5.6 ISO200(α7Ⅱ+SEL2870)

EVFは夜間撮影に良い、というコメントを以前書きましたが、逆光撮影にも便利です。OVFだとどうしても逆光でコントラストの低下やまぶしさを感じますが、ただモニタ見てるだけのEVFでは仕上がりイメージがそのまま出てくるので便利。

 

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1/1000 f7.1 ISO200(α7Ⅱ+SEL70200G)

OVFで逆光の撮影だと空打ちして露出のイメージをいちいちプレビューで確認して...というのがありますが、EVFはその点使いやすくて良いですね。

 

というわけで、EVFのミラーレス一眼で撮り鉄はできるのか?という疑問は「それなりにイケる」という個人的な結論。

α7S/Rみたいな尖ったボディである必要もないので、システム構築もリーズナブルですし、厳寒の道北とか、新幹線とか、そういうものは特に撮らないのであれば、α7系でも撮り鉄いけるな、という感覚です。

家電屋のカメラに手を出した話(2)

一応新しいカメラを手にしたので、夜とはいえ試し打ちしてみたくなったので簡単に。

 

■ 夜間撮影にEVFはイイゾ

OVFに対する圧倒的なアドバンテージと思います。

ファインダー見たままに撮れる。

OVFでは夜間は往々にして撮影→再生→撮り直ししていましたが、それがなくなりました。割りといいかも。

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SEL50F18F 1/100, F4.0, ISO3200

 

■ 本体内蔵手ぶれ補正はイイゾ

本体に手ぶれ補正が内蔵されているので、どんなレンズでも手ぶれ補正が効きます。手持ちで動画いっぱい撮ることが多かったのでもっと早くこの利便性に気づいておけばよかったなと。

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SEL50F18F 1/50, F1.8, ISO6400

 

■ 軽い望遠レンズはイイゾ

SEL70200G、開放絞りF4は暗いかなという気もしますが、軽いのでトータルでは及第点。OSSモード2で流し撮り。解像感もまずまず。

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SEL70200G 1/50, F4, ISO3200

 

いずれの写真もLightroom現像済み。ハイライト落としてシャドー持ち上げています。

 

■ メカとしての完成度は「?」

とはいえ、やっぱりこれは新興メーカーのカメラだなという感は拭えません。

これから10年、20年とかけて醸成していくのでしょうね。操作系が直感的でないし、全然スピーディーにできない。。。今のところはやっぱり「家電屋のカメラ」という印象。ミノルタからのノウハウの蓄積とかないのかな?

特にオートフォーカスのエリア選択がスピーディーに操作できないのは個人的には致命的。ファインダー覗いたときに十字キーやメインダイヤルを操作して行いたい操作は、ISO感度や連写モードを変えることではなく、フォーカスのエリア選択なのです。。。

(これカスタマイズできんのかなあ...できないと辛いなあ...)

そういうところはやっぱりキヤノンニコンのカメラが優れているなあと思う次第。

まあ、使用される想定シーンの問題なんでしょうけどね。

 

つづく...(かな?

家電屋のカメラに手を出した話(1)

(1)と書くからには続編もあるかもしれません。

キヤノンニコンのカメラだけ使っていた人が、ソニーという家電屋のカメラに乗り換えるとどうなるか、というメモ書きを残しておきます。

 

■ これまで使っていたカメラ

元来EVFが嫌いだった自分は、これまでキヤノンニコンのカメラばかり使ってきました。初めて一眼レフを手にしたのは8年ほど前だったでしょうか、EOS 50Dです。

それから、EOS 7D、5D markⅡ、5D markⅢ、1DX、6D、ニコンではD4と、まずまず普通のカメラを使いまわしてきました。

(一番満足度が高かったのは、言うまでもなく1DXです。ただ如何せん値段が高い、これは自費で買ったものというよりは企業物件を長期貸与してもらっていたものです)

個人的に手が届く高速連写機、ということで直近ではD4を中古で購入し使用していたわけですが、ニコンの高感度撮影に対する設計思考が「報道寄り」であるなあ、という煮えきらなさから、リプレースを考えていました。

 

■ 個人的に煮えきらなかったD4

レビューサイトでは、D4の高感度耐性は1DX互角、と書かれているのですが、1DXが輝度ノイズや色ノイズを抑えながらうまくディティールも引き立たせているのに対して、D4はノイズをあまり抑えずに輪郭・エッジを際だたせるような仕上がりになることに個人的には不満を感じていたところです。5D markⅢでは常用できていたISO6400が、D4では非常用としてもあまり使いたくない。(ざらざらなんだもん...)

もちろんこれらの味付けはメーカーがお得意先のプロカメラマン集団の意向を反映させた結果であろうことでしょうけれど。

 

■ ちょうどよいタイミングでの「バラマキ」

良い時代になったもので、SNSでカメラ屋が積極的に特売情報を発信しています。

最近、ソニーがα7Ⅱ系のキャッシュバックキャンペーンを実施しているほか、中野のご存知フジヤカメラでは下取り新品購入の場合にα7Ⅱ系を3~4万円割引するキャンペーンを実施中でした。

ソニーのキャンペーンは2017.1.15購入分まで、フジヤカメラのキャンペーンは終了時期不明

もともと動画も撮っていたので、α7系は気になっていたところです。幸いにして、手元のD4とAF-S 24-120mm F4Gを合わせると、下取り前提で24万円程度の値段がつくことがわかりましたので、これを原資にα7系にリプレースすることを検討。

最終的には3.5万円程度の追金でα7Ⅱ(無印)と、レンズ3本を迎えることができました。

 

D4 + AF-S24-120 +22万円(AB査定)

メーカー公式KB +5万円(ボディ+レンズ2本購入時)

フジヤカメラ割引 +3万円(下取り&新品購入)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

α7Ⅱレンズキット 18.5万円(フジヤカメラ

SEL70200G 12万円(マップカメラ/アウトレット特価)

SEL50F18F 3万円(ヨドバシカメラ/10%ポイント還元は考慮せず)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30万円-33.5万円=(マイナス)3.5万円

 

※SEL70200Gはヨドバシで15.5万円、フジヤで14万円なので、マップのアウトレット特価はめっけものでした。

 

■ 買い替えにあたり悩んだこと

・キットレンズ・SEL2870はF値固定ではなく(3.5-5.6)、SEL2470ZはF4通しで広角24mmという魅力はあるが、双方の価格差5万円を吸収できるほど後者にスペック的優位性があるか

> 結論、欲しくなったらSEL2470Zを中古で買えばいいや、ということで後回し

たとえば価格からして、EF24-70mm F4L IS USMを買ってマウントアダプタMC-11で使うということも考えましたが、16-35のような広角レンズならまだしも、万能使いにする標準ズームはAFが遅延することは避けたく、最終的に却下。

・価格がこなれているα7Rという選択肢はあるか

> 結論、ファインダーの見やすさを重視して新しいα7Ⅱを選択

まあα7RⅡやα7SⅡは無印よりもっとファインダーが見やすくなっているわけですが、如何せんEOS 5Dシリーズに迫る高価格なので手が届かず除外。かなしいなあ...

・連写速度が秒間5コマだが足りるか

> 結論、連写速度が超高速のレフ機を使っていても吐き出される画像に満足できなければカメラとしての本質の魅力が劣るので、連写速度は妥協

同様の価格帯で高速連写がイケるX-T2という選択肢もありましたが、いくら富士フィルムセンサーとはいえAPS-Cと35mmフルサイズには埋め難き差があることを撮影サンプルから感じ、最終的に却下。

 

 

・・・とまあ、カメラ選びなんてのは選んでいるうちが一番楽しいもの。

あとは手元に来たこれらのカメラやレンズを使って、ソニーならではの画作りを楽しんでみようと思います。家電屋のカメラは、下手にカメラ屋のカメラばかり使って肥えたスペック厨を満たすことができるのかしら。

外に持ち出してのインプレッションは、またそのうち...。

 

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下北半島を探訪、下風呂温泉「さつき荘」で温泉を楽しみました

かねてより懇意にして頂いている青森県の知人に誘われて、青森県下北半島は「下風呂温泉(しもふろおんせん)」に行ってきました。

今回の行程は下記のとおりです。下風呂温泉あるいは下北を観光する方はご参考くださいませ。

【1日目】

八戸12:13 → 下北15:21 青い森鉄道~JR大湊線「快速しもきた」

下北駅前14:10 → 下風呂15:21 下北交通バス・佐井行

【2日目】

下風呂10:16 → 佐井11:19 下北交通バス・佐井行

佐井12:40 → 脇野沢14:00 シイライン・青森行(航路)

脇野沢15:30 → 蟹田16:30 むつ湾フェリー・蟹田

上記のルートのうち、快速しもきたはもちろんのこと、下北駅前~下風呂~佐井~脇野沢~蟹田のバス路線・フェリー路線はすべて旅行代理店で船車券(乗車券)を事前購入することができます。

日本旅行JTBは発券可能とのこと、チケットを事前に旅行代理店経由で購入することで現地で面倒な現金収受の煩わしさを避けることができます。また、船車券はクレジットカード購入もできるとのことで、現地では現金しか取り扱えないことの制約を回避することも可能です。今回は知人に代理購入していただきました。

 

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大宮から東北新幹線で八戸まで約2時間半、大湊線直通快速しもきた号に揺られること更に約1時間半。天候は雨模様でしたが陸奥横浜付近では陸奥湾の眺め。

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八戸から大湊まではさくっと到着するものと思っていましたが、100km近くあるようです。大湊線下北半島の付け根を舐めるように走る程度、下北半島の奥に向かうためには終点の一つ手前・下北駅から下北交通バスに乗り換えです。

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1面1線の簡素な駅ですがシーズンには観光客や帰省客などで賑わうらしい下北駅。

 

下北駅前から、佐井車庫行き下北交通バスに乗り換え。噂ではトップドア大型の観光用が来ると聞いていましたが、車両は川越観光から中古おさがりのレインボーです...

下北交通

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途中、田名部、むつバスターミナルを経由し、かつての下北交通大畑線(鉄道)の跡をたどるように大畑駅まで。大畑からは下北半島の上辺をかするようにして下風呂温泉。時間にしてまた約1時間半のみちのりです。

 

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下風呂温泉街。

海岸沿いの新道からわかれるようにして、少し内陸の旧道沿いに温泉宿と住宅が立ち並ぶ鄙びた漁師町です。

かつて、大畑から大間まで国鉄鉄道省)が軍需輸送のために鉄道を敷こうと試みたようですが、結局昭和18年に戦況の悪化をみて未成線のまま一部の橋梁などの構造物を残して計画が頓挫。その以降が今も残っており、特に下風呂では幻の下風呂駅をイメージした駅ホームを街が一望できる高台に設けています。

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軽トラがかつての鉄道橋予定地をくぐっています。手すりさえ無ければ今にもキハが走ってきそうなところ。

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下風呂付近はアーチ橋で抜ける予定だったようです。めがね橋の構造物がきれいに残っています。(めがね橋のような遺構や鉄道予定地の路盤はここに来るまでも道路沿い随所に見られます。バスの車窓から眺めるのも楽しいものです)

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こちらが下風呂駅をイメージした休憩所。このレールのモニュメントは下北交通廃線跡からひっぺがして持ってきたそうです。

 

さて...大間線の遺構はこのくらいで。

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お宿は下風呂温泉旅館「さつき荘」。温泉街にあって小綺麗にリフォームされた温泉宿。温泉は大変渋い硫黄泉です。既に東京に帰ってきましたが3日目でも硫黄の匂いがヌケません...(笑)

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写真では少し狭く見えますが、10人ほど入っても大丈夫の大きめの浴槽です。白いのはすべて温泉成分の湯の花。10分も浸かると、身体の芯からじんわりポカポカぬぐだまります。これはいい温泉!

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お夕食は、女将がお部屋食をしつらえてくださいます。

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この宿はご夫婦で切り盛りされているそうですが、食事はまた別の料理長が地場の魚に拘って仕込みをしているそうです。この日のメニューは地場の魚の握り寿司、焼き魚(鮭のホイル焼き)、煮魚(タラの煮付け)、鰤しゃぶ、タラ汁、白いご飯。

青森の日本酒「寒立馬」「作田」「善知鳥(うとう)」などを堪能。地場の魚と地酒で最高の夕餉と相成りました。

 

 

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日が暮れた小さな温泉街を、佐井まで行くバスが通過していきます。こういう景色は味わいがあるものですね。

 

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さて、宿の楽しみ2回めの朝食。イカ刺しやイカの煮物、塩辛、割干し大根の和えものなど。今年はイカが不漁のようですが、朝から楽しませてもらいました。

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さて、宿を後にして10時過ぎのバスで大間崎を経由して佐井へ。通常であれば大間崎でマグロの置物や本州最北端の碑を眺めるところですが、大した観光地でもないのでスルーして佐井へ。珍しく津軽海峡がすっきりとした青空でした。海のブルーがキレイ。

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佐井からはシィライン株式会社が運航するポーラスター号で脇野沢へ...と思いきや、ポーラスター号故障のために今夏からニューしもきた号という漁船に毛が生えたような小型船で代船運航とのこと...

青森-佐井をつなぐシィライン

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エンジンフルスロットルでものすごい振動と騒音、水しぶきを巻き上げながら、福浦、牛滝、脇野沢を経由して青森港へ向かいます。佐井から青森港までは所要約3時間のようです。

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途中、仏ヶ浦付近では車窓観光。

仏ヶ浦は陸上からのアクセスが非常に難しく、海上からのみアクセスできるといっても過言ではないほどの景勝地とのこと。白い岩を見て分かる通り、凝灰岩への長年の海蝕が、このような奇妙な景観を成したようです。

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仏ヶ浦を過ぎて、牛滝の集落にも寄港。牛滝の集落はまさに「僻地」であって、集落内の小中学校は僻地4等級(最上位の5等級は離島のみ)に指定されているそう。

※数年前までは僻地5等級に指定されていたそうですが格下げされたそうです。

ここは陸路でのアクセスも可能のようですが、調べるところによると1977年に道路が開通するまではほぼ海路でしかアクセスできなかったようです。

また、冬季には道路が閉鎖になる区間があるなど、アクセスは容易ではありません。しかしこういった土地にも家々が並び、人々の営みがあります。生きるとは何か、考えさせられる場所でもあります。

 

シィラインは脇野沢からさらに青森港へ向かいますが、途中の脇野沢で下船し、脇野沢からはむつ湾フェリーで蟹田へ向かいます。

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今度は漁船サイズではなく立派なフェリー。エンジン音もあまり聞こえず、バスすら航送可能なサイズの船です。脇野沢から蟹田までは約1時間で到着。

 

蟹田の港から蟹田駅までタクシーで移動し、蟹田駅から津軽線三厩行で3駅、津軽二股駅へ。ここは北海道新幹線の「奥津軽いまべつ駅」に隣接しています。

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奥津軽いまべつ駅近くの道の駅。これは以前からある施設です。

青函特急が運転されていた時期には津軽今別駅そのものは何もない山間の小駅でしたが、いまは東京からの新幹線も停まる立派な駅ができています。周りに何もない山間の駅であることには変わりありませんが...。

 

こうして、下北半島からむつ湾を回って津軽半島まで、青森県の秘境をたどる旅が終了。奥津軽いまべつ駅からは青森市内まで知人の車で送っていただきました。

 

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この翌日、五能線沿線で撮り鉄をしてから夜の新幹線で東京に帰ってきました。その流れで、いまこのエントリーを書き終えたところです。

 

今回、下北半島津軽半島という青森の2大半島を訪問し、海とともに生きる人々の営みの片鱗に触れました。

東京で忙しく生きている日々との対極とまでは言えないかもしれませんが、それとは確実に異なる生き方の価値観があり、時間があります。

これを噛み砕くまでには時間がかかりそうですが、人生の豊かさとは何かを改めて考えさせられる青森の旅になったことは確かです。

今回は1泊2日でしたが、次回は2泊3日などでゆっくりと下風呂に滞在したいですね。

お誘いくださったT.A.さん、ありがとうございました。

Let'snote NX2を(いまさら)買いました

最近、どうにも軽くてフットプリントの小さいパソコンが欲しくなっておりました。

日頃使っているMacBook Air 13"はじつはフットプリントが大きく、13.3インチとはいええ額縁が大きいので、薄く広く、になってしまっています。

電車、カフェ、飛行機などなど外出先でパソコンを使いたいシーンは多いものの、フットプリントが大きいと開くのが億劫です。

(とはいえ、あの薄さとあの重量でまったく不自由なく使えるノートパソコンとしてかなり完成度は高いと思います)

むかしは15インチのMacBook Pro(ドライブ付き)を毎日持ち歩いていたこともありますが、荷物は少ないに越したことはありません。

(決して、酔っ払って階段踏み外してトートバックの中のコンピュータを気にするあまり打ちどころ悪く左手を負傷してしまったから、という理由だけではありません...)

というわけで、軽くてフットプリントの小さいモバイルパソコンを探していましたが、予算(5万円以内)と条件のすりあわせからして、Let'snote SX/NXになった次第です。

買えればそれこそローズゴールドのMacBookなどは魅力的ですが、自分の仕事と見合わせた時にまだそこまでお金をかけられるフェーズではないので、そうするとMacという選択肢は消えてしまいます。

もともとWindowsであればThinkPadかLet'snoteしか選択肢がないかと思っていたわけですが、ThinkPadはバッテリーライフと重量が・・・ということでLet'sにいたしました。

 

・重量が1.3kg以内であること(MBA13より軽いこと)

・フットプリントが小さいこと

・バッテリーライフが長いこと

・げろ混みの埼京線でも安心して持ち込めること

・解像度がHD+以上であること(1366x768を上回ること)

 

・・・というような条件からして、RZ / J / AX / MX / SX / NX / SZ あたりになります

諸々考えましたがコストパフォーマンスからしてSX/NXしか選択肢に残らなかったので、ヤフオクやラクマ、メルカリあたりを物色して、状態のいいNX2を。Haswell世代になると5万円オーバーになるので残念ながら選択肢に入りません。

R9などはむかしとても憧れたマシンでしたが、2016年に1024x768のモニタということもなかろうと...(笑) 憧れと実用性は必ずしも一致しませんね。

 

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左がMacBook Air 13 右がLet'snote NX2

MBAがHaswellでLet'sがIvy Bridgeなので世代的には一個古いですが、基本外出時の持ち運び用途としてはパワーが問題にならないことから、そこは目をつむりました。

MBAのCPUは超低電圧版のi5-4250Uなので、通常電圧版のLet'sのi5-3340Mと比してPassMarkのベンチ数値では劣ることから、世代が大きな問題にはなりません。

ストレージは純正SSD 128GB、DRAMは簡単に増設できる範囲で4GB→12GBとしましたのでWindows10であればレスポンスに関する懸念もありません。

DRAMは8GBx2で16GBまで物理的に増設可能ですが、最初から刺さっている4GBのモジュールを取り替えるには本体をすべてバラさないといけないとのことで諦めました)

1本8GBのモジュールが3,000円で買える時代ですからいいですね。最初に手にしたFMV-BIBLODRAMを増設した時は512MBのDDR1が1本で7,000円くらいしました。PentiumMで855GMチップだったXPマシンの話です(笑)

 

とりあえずWindows10 64bitをインストール後、Panasonicのドライバ類をインストール、OfficeやAdobeCCなど平素使っているソフトも一通り突っ込んで環境構築完了です。

いろいろ使用感でMac OS Xと勝手が違うこともありますが、5年位前まではWindowsもふつうに使っていたのでその頃の感覚でふつうに仕事ができています。

PowerPointなどはMac版よりもWindows版のほうがレスポンスもよく、操作もしやすいので助かっています。

・・・というよりも、MacBook AirDRAM 4GBでこちらは12GBまでマシマシにしましたのでそこがかなり効いてるのかも。手軽にDRAM増設できて、ストレージもSATAで取っ替えられて、これはWindowsマシンのメリットかなと思います。

Ultrabookはまた違ってくるでしょうが、とはいえ最近はM.2とかいう端子ができて薄型軽量マシンでもストレージすぐに取っ替えられると聞きます。Macばかり使っていると(Macは基本すべてオンボードなので)パソコンの中身に疎くなりますが、Windowsマシンだといろいろいじれて楽しいですね。自作してた頃を思い出します。(高校生なのにAMDの4コアCPUにRadeonの一番高いやつ刺したりしてた...)

 

MacWindowsでの使い勝手の比較など、そのうち書ければと思います。

GoPro+ジンバルを収納するウレタンケース

GoProなどの細やかなパーツの収納ですが、googleで検索してみるとトラスコ中山のハードケースを使用している方が多いようです。

というわけで、早速Amazonで注文してみました。中身のウレタンが別売り、というレビューを見かけたのでウレタンもセットで購入しましたが、最初から中身にはウレタンが詰まっていました。ただスポンジの切り出しに失敗したときのための予備として1セット余分に持っておくのも悪くないかもしれません。1,000円くらいなので。

 

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トラスコ中山 プロテクターツールケースM

www.amazon.co.jp

 

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早速収納を試みましたが、微妙にサイズが合わず...

あと、ウレタンは密度が高くないスポンジのようなものなの+サイノメに切れ込みが入っていてすぐに切れるので、1列おきにスペースを作ると思いがけずウレタンが裂けてしまいます。狭いスペースにいろいろと突っ込むのはお勧めできません。

手持ちのGoProアクセサリ類はそんなに多い方ではないと思っていたのですが実際に収納してみると収まりきらないものが出てしまいました。仕方ないので稼働率が低いものはGoProの巾着に全部突っ込んでこのケースのハンドルにくくりつけています。

 

ちなみに手持ちのGoPro関連は...

・GoPro HERO4 Black with LCDタッチバック(常時装着)

・Feiyu Tech G4(3軸ジンバル)

・サクションカップマウント(純正)

・Smatree バッテリー+チャージャー

・ネイキッドフレーム(非純正)

あとはGoProの基本的な付属品です。

今回の目的は「すこし華奢なジンバルをちゃんと収納できる」ことだったのですが、ジンバルは収納できたもののほかのアクセサリが収まりきらず...

小さなGoProと侮るなかれ、アクセサリは必要に応じてどんどん増えていきますのでケースも最初から大きめのものを選んだほうが良さそうです。

国際交流基金「HANDs!プロジェクト」の映像を作成

2月25日から3月1日まで、タイに行ってきました。

今回は、国際交流基金が主催する"HANDs! -Hope and Dreams Project-における2015年度プログラムの映像記録のため渡航。

www.jpf.go.jp

2014年度には参加者として本プログラムに参加し、その際に作成した映像に好評をいただいたため、2015年度はメディアスタッフとしての参加となりました。

私自身にとりましても、東南アジア諸国への訪問からは特に日本の客観視という点で学ぶことが多く、また、新しい作品創りに積極的に挑戦できることもあり、このような機会を大変嬉しく思います。

 

HANDs!プロジェクトでは、アジア約7カ国から公募により招聘される「Research Fellow」が、インドネシア、フィリピン、タイ、日本の4ヶ国を、およそ4週間かけて周り、新しい防災教育のあり方を学び、実際に実現可能なアクションプランとして落としこむことをアウトプットとしています。2014-2015年度は防災教育にフォーカスしていますが、来年度以降は環境教育など、新たな要素を取り入れることも検討していると伺っております。

詳細は下記公式ページから。来年度参加者は例年通りであれば今夏には公募されると思いますので興味の有る方は是非ご一読ください。

www.handsproject.asia

(公式ページの制作にも、素材提供含め一部携わらせていただきました)

 

さて、2015年度はインドネシア+フィリピンパートを2015.10に、タイ+日本パートを2016.2-3に、それぞれ実施しました。今回のタイツアーでは

2/24-25 バンコク

2/25-26 チェンマイ(北部都市)

2/26-29 チェンダオ(チェンマイから北へ90km)

2/29-3/1 チェンマイ 3/1にバンコク経由で日本へ

というスケジュールで実施され、プログラムの中心はチェンダオ(Chiang Dao)の「Makhampom Art Space」というゲストハウスでの滞在です。

2/29には、東日本大震災後にNPO法人プラス・アーツが開発し、現在では災害の多い東南アジア諸国をはじめ世界各国で展開されている防災教育プログラム「Red Bear サバイバルキャンプ」をMakhampom Art Spaceで開催し、地元の子供たち約150名を対象に、HANDs!プロジェクトのResearch Fellow 24名が独自に考案した防災教育ゲームのパイロットテストも同時に行っておりました。

 

さながら林間学校、コテージのような場所での3泊4日間は、日本で生まれ育った自分にとっては刺激的なものでした...

プログラムの詳細は公式facebookからご覧になれます。

https://www.facebook.com/HANDsProjectforDisasterEducation/

 

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Makhampom Art Spaceからの夕景

周囲は田園地帯で、タイも北部になれば朝晩は涼しく、郷里の岩手を思い出します

 

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地元の子供たちが訪問しRed Bear サバイバルキャンプのトライアルを実施

レッドベアサバイバルキャンプ

 

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オープンスペースでのリフレクション

 

今回製作した映像は下記のvimeoから。基本的にはプログラムをずっと撮り続けて最終日にリフレクションのために即日編集して投影するスタイルをとっているため、映像は時系列でくっつけたものになっています。

コンセプトを定義して作り込む再編集版は後日また。

 

今回の撮影ですが、いつものEOS Movieに加えて、GoProやドローンも多用したものになっています。既に多くのビデオグラファーが用いている手法ですが、個人的には新しい試みでした。このあたりは後日またブログに書き連ねようと思っています。

なお、ドローンの飛行に関しては国内法に準拠し、飛行可能エリアでの飛行を行っていることをあらかじめ申し添えておきます。

 

[Preview]HANDs!2016 Thailand&Japan from Ko Sato on Vimeo.